タレントLiLiCo(51)、俳優佐野弘樹(28)、お笑い芸人ですよ。(46)が5日、東京・アップリンク吉祥寺で行われた映画「この街と私」(永井和男監督・脚本・編集)公開記念舞台あいさつに出席し、撮影の思い出を語った。

吉本興業グループのよしもとクリエイティブエージェンシーが制作しており、地域発信型映画として東京都葛飾区を舞台に物語は繰り広げられる。撮影は約3年前に終えており、同区の観光大使も務めているLiLiCoは「見返しましたけど、私そんなに老けてないよね?」と笑わせ「葛飾とスウェーデンのハーフなので。ずっと住んでいたので、葛飾の素晴らしさを広められることがうれしい」と語った。

一方、初の映画出演となる、ですよ。も初めて1人暮らしをした街が同区と足立区の境目あたりだったという。息子の映画出演は母親の悲願でもあったといい「10年前に亡くなったおふくろが『その世界にいるなら映画に出ないと。石原軍団みたいになれ』ってずっと言っていて。本名、哲也って言うんですけど、渡哲也さんからとったんですよ。ちょっとだけ近づけたかな」と語った。しかし、すぐに思いをあらためたのか「1回しか出られてないのに近づいたとか言っちゃって、あーい、とぅいまてーん!」とお決まりのギャグを放って笑いを誘った。

また、本人役で出演したLiLiCoは台本に書かれたせりふに少し不満があるようで「私、本人役2回目なんですけど、いつもちょっとだけ(役が)嫌な感じになってるんだよね。脚本書いている人にそう思われてるのかな」とMCを務めていた永井監督をチラリ。普段は役の通りではないことを断りつつ「私、顔がいじわるだもんね。アハハハ」と笑い飛ばしていた。