小野賢章が、第16回声優アワードで主演男優賞を受賞した。小野は5日、都内の文化放送から生放送されたインターネットラジオ「超！　A＆G＋」の番組「受賞者発表スペシャル」の壇上に立ち「身に余る賞をいただき大変、光栄に思っております」と感激した。

受賞対象年度の21年は、興行収入22億3000万円とヒットした「機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ」で、主人公ハサウェイ・ノアを演じ、評価された。小野は、4歳で子役としてデビューしたキャリアを振り返り「小さい頃から、お芝居するのが大好きで、好きなことに没頭してきた気がします。その分、僕の方が出来るのにな、と勝手に思いながら、イライラした時期があった。たくさんの人に迷惑をかけてきたと思います」と反省も口にした。

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その上で「作品、役へのアプローチ…スタッフ、尊敬する役者仲間、ずっと応援してくれるファンの皆さま、ずっと支えてくれる家族のおかげ。皆様と一緒に取った賞だと思います」と感謝した。そして「（受賞に）恥じないように、作品と1つ1つ向き合い、謙虚に自分の表現のあり方を磨いていきたい。今後の声優、アニメ業界が盛り上がっていけるよう、僕も精進したい」と今後の抱負を語った。