小室ファミリー「TRF」のダンサー陣SAM(60)、ETSU(57)、CHIHARU(55)が、60歳からの筋トレ・脳トレDVD「リバイバルダンス」(14日発売)を考案。その制作発表が7日、都内であり、3人とDJKOO(60)が出席した。

〝TRF生みの親〟小室哲哉(63)もお祝いコメントを寄せた。その中では小室が「ま、なんか寂しいといえば寂しいですけど、KOOちゃんやSAMも、ま、僕も、高齢者の域にいよいよ入ってきているんですね」と老いについて語る場面も。

「一般的には65歳からが高齢者」と前置きしつつSAMは、ダンスやダンスミュージックを世に根付かせた小室を称え、こう話した。

「自分たちがもともとは踊ったりとか見せるものだったのが、こうやってそのダンスを使って健康寿命を延ばしたりだとか、認知症予防に貢献できるってことがすごく素晴らしいことだと思うので、そのキッカケをつくってくれた小室さんにはホント感謝してます」

 医者の名家で育ったSAMは、介護者の大変さや、スマホを使えない高齢者を例に挙げ「認知症を減らしていかなきゃいけないと思っている」と語り、「ダンスと音楽っていうのがホントに認知症に効果があるってことは実証できているので、あとはこれをしっかり世の中に届けていかなきゃいけないと思っています」と言葉に力を込めた。

 TRFは来年デビュー30周年。KOOはずっと踊ってきたわけではないが、CHIHARUいわく「最近すごく踊るんです。いろんなジャンルを踊るんですよ。たぶん普通の還暦の人よりは動けると思います」。かたや「30年前よりも元気な気がします。踊りがね」と言われたSAMは「ホントに? それはない」と否定するも、CHIHARUによれば「たぶん長くは踊れないんですけど、短くそこに詰まってるっていう感じ」だそう。

 ダンスが健康にいいか再確認され、ETSUは「いいと思います。私も続けたい」とまだまだ現役宣言。KOOも「ちょっとできるようになってくると、見せたくなってくるんだよね。それが楽しいから」とその魅力をアピールした。