カムカムエヴリバディ:1992年夏の甲子園 伝説の“松井秀喜、5打席連続敬遠” 小夜ちゃん「明徳の子も可愛そう」にも反響

松井秀喜さん
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松井秀喜さん

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第88回が3月7日に放送。たびたび高校野球に関するエピソードが取り上げられてきた本作だが、同回では1992年の夏の甲子園で、明徳義塾と激突した星稜の松井秀喜選手(当時)が、5打席連続敬遠された“伝説の試合”が登場した。

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 自身も高校球児の桃太郎(青木柚さん)は、小夜子(新川優愛さん)が来ていることも気づかず、「星稜対明徳義塾」を放送するテレビにくぎ付け。「ツーアウト三塁やで!? 九回表やで!? 敬遠はないやろ!」と叫ぶ姿に、小夜子は「桃ちゃんどうしたの?」と声を掛けると、「うわっ! 小夜ちゃん! いつの間に!?」と驚く。

 桃太郎はが「松井がずっと敬遠されてるんや、5打席連続やで」と興奮気味に話すと、るい(深津さん)も「かわいそうやねえ。最後の夏に」と松井選手に同情。小夜子は「けど明徳の子かてかわいそうやわ。最後の夏にこんな」と、勝負できない明徳義塾の選手を気遣った。

 SNSでは「松井の5打席連続敬遠と絡めるとは」「松井5打席連続敬遠て92年の夏かー」「松井の敬遠が30年前なんて」「まさかNHKの朝ドラで松井の全打席敬遠の話題を見る日がくるとは」と当時を懐かしむ声が聞かれたほか、小夜子の言葉に「明徳義塾の選手のことを思う小夜ちゃんがすてき」「『明徳の子も』と敬遠した側を思いやるセリフを小夜子に語らせた脚本も素晴らしいよね」といった反響もあった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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