ショーン・ペン“ウクライナ脱出”の国境で目にしたこと

2022/03/08 04:08 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


ショーン・ペン(61歳)が、ウクライナとポーランドの国境で目にしたことに驚いたという。ヴァイス・フィルムズ向けのドキュメンタリー制作のため訪れていたウクライナから、最近アメリカに帰国したショーンが、自らが目撃したウクライナ難民危機について語った。

報道番組「アンダーソン・クーパー360」に出演したショーンは、こう語っている。

「僕達は、レンタカーを道端に置いていくという贅沢ができた。僕が驚いたことは、ほとんどが女性と子供達だった。グループもいれば、母親1人子供1人というのもいた。ほぼ全ての車がそうだった」
「父親が送ってきて、戻っていくという場合もあった。18歳から60歳までの男性は、ロシアと戦うために国を離れられないからね」

ロシアのウクライナ軍事侵攻が始まって以来、150万人の難民が近隣諸国へ向かったと言われている。

「荷物は見なかった。あたかも戻ってこれると信じているようだったし、驚くべき数の人々が国を出ていて、今はどれほどそれに時間がかかるか分からないから、迅速に離れる必要があったんだ。国境の向こう側で、家族や友人がいる人々以外は、それだけが持ち物だったんだよ」
「車を置き去りにしてから、数マイル歩いたけど、その列は車1台分の長さも動かないほど、遅かった。またそこには歩いてきた人も多くいたよ」
「良かったと思ったね。当時はそれほどでもなかったけど、でもあの国境を超えるということがどういうことなのかを経験できて良かった。時には何日間もあそこで待つというのがどういうことなのかをね」

そうショーンは振り返った。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.