女版虎戦士タイガー・クイーンが〝難敵〟に立ち向かう――。

 初代タイガーマスク率いるストロングスタイルプロレスは8日、昨年12月31日に81歳で亡くなったストロング小林さんの追悼興行(17日、東京・後楽園ホール)の開催を発表。全6試合の対戦カードも発表され、女子版虎戦士「タイガー・クイーン」はセミファイナルで高瀬みゆきと激突する。

 この日、都内で開かれた会見に出席したクイーンは「頑張ります」と、ひと言だったが初めて肉声を発した。師匠のジャガー横田は「タイガー・クイーンは初代タイガーマスク先生の魂を受け継いでいますので、どの選手と当たってもタイガーを出すだけだと。魂が入っていくと思いますので、今回も期待できる試合をやってくれると思います」とクイーンの心情を代弁した。

 対戦相手の高瀬について、ジャガーは「前から注目していました。彼女の戦いをずっと見ていた中、これはクイーンと戦ってもらいたいなとずっと思っていて。(これまで)スケジュールがなかなか合わず、今回できることになりました」と明かす。

 さらに「この試合は見ものだと思いますし、タイガー・クイーンがどう苦戦するのかというところがすごい見応えがあるんじゃないかな、と私は客観的に見ております」とした上で「本当に動きが速くパワーもあって、この試合を楽しみにしているのでご期待いただければ」。どのような試合展開になるか注目だ。