カムカムエヴリバディ:“破天荒将軍”が寛大なお裁き「大スターは違うね!」と称賛の声 「店選びが破天荒」とも

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で破天荒将軍を演じる俳優・星川凛太朗役の徳重聡さん
1 / 1
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で破天荒将軍を演じる俳優・星川凛太朗役の徳重聡さん

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第89回が3月8日に放送された。酒に酔った五十嵐(本郷奏多さん)に絡まれた“破天荒将軍”星川凛太朗(徳重聡さん)が不快感を示しながらも後日、“寛大なお裁き”をしたことで、視聴者から「将軍カッコいい」「大スターは違うね!!」と称賛の声が寄せられた。

ウナギノボリ

 第89回では、ひなた(川栄さん)は、弟の桃太郎(青木柚さん)の誕生日会になかなか現れない五十嵐のことを心配する。その頃、一人でやけ酒をあおっていた五十嵐は、同じ店ですみれ(安達祐実さん)とその夫の「破天荒将軍」主演俳優の星川凛太朗に遭遇。酔いに任せて絡んでしまい、騒動を引き起こす。後日、轟監督(土平ドンペイさん)らに呼ばれた五十嵐は、今回の件の責任を取るようにと言われ……という展開。

 酔っ払った五十嵐は、「破天荒将軍」の決めぜりふについて、「全員死んでんのに誰に向かって言ってんの?」と星川に絡み、「いい商売だよなあ。何にも新しいことをやらなくても、そこに安住していりゃ何でも手に入る。金だって女だって。まあ女って言っても二流の女優だけど」とすみれまで侮辱。これには黙って聞いていた星川も顔色を変え、立ち上がって五十嵐をにらみつけていた。

 後日、轟監督らに呼び出された五十嵐は、「この先1年『破天荒将軍』には出さん」と通告される。その際に「『ああいう気分の夜もあるやろ』って凜太朗さんは言うてくれてはる。『自分のことだけやったらこらえたんやけど』って。けど、そこは将軍様や。寛大なお裁きを下してくれはった」と星川の意向が伝えられた。

 この展開に、SNSでは「将軍カッコいい」「大スターは違うね!!」「寛大なお裁きをするのがベストな選択。ちゃんとなるべくして主演になったのだな」と星川の振る舞いを称賛する声であふれた。

 また放送直後の「あさイチ」の“朝ドラ受け”では、博多華丸さんが「店選びが“破天荒”ですよね。個室だったらあんなことにはならなかった」と主演俳優なのに庶民的な店で大部屋俳優やサラリーマンらと同じ席で飲んでいることに触れ、オチをつけていた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

最新記事

    {%ジャンル記事リスト1%} {%ジャンル記事リスト2%} {%ジャンル記事リスト3%} {%ジャンル記事リスト4以降%}