男女4人組バンド、SEKAINOOWARIのメンバーSaori(35)が9日、インスタグラムを更新。幼少期に痴漢被害に遭っていたことを告白し、日本の性教育の現状について「システムから変えていく必要があると思っています」とした。

Saoriは「知らない男性に『ズボンのチャックを一緒に閉めてくれないか』と声をかけられたのは、6歳のとき」とし、「人助けだと思ってチャックを閉めた。でも家に帰ったとき、間違ったことをしたかもしれない、と急に不安になった。怒られるかもしれない、と思って親に言えなかった」と明らかにした。

その上で「私たちの国の性教育は、遅れている。私は子どもの頃、自分の身体を大切にする方法や、自分の身体が感じるものを認めてあげる方法を知る機会がなかった。それは今でもあまり変わっていない」と問題提起。

「男女平等がどれだけ実現されているか示すジェンダーギャップ指数は、156カ国中120位。システムから変えていく必要があると思っています」と提案している。