格闘技イベントRIZINのケージ大会「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)の開催が10日に発表された。

 この日は矢地祐介(31)VSルイス・グスタボ(25)、倉本一真(35)VS金太郎(28)、金原正徳(39)VS摩嶋一整(30)の3試合が決定。矢地にとってグスタボは2018年8月の「RIZIN.12」でKO負けを喫した因縁の相手だ。約3年半ぶりのリベンジマッチへ向け「僕の連敗というか泥沼はグスタボにやられてから始まったので。再戦はずっと熱望していました。やっと実現したので、KO、一本取ってしっかり過去を精算して次に進みたいと思います」と意気込んだ。

 さらに矢地は「試合の組み立てとか、考え方とか一新されて。パートパートでどのカードを出すのか選択できるようになったし。試合での立ち居振る舞いは180度変わったと思うので。彼は荒いし、組みに対するディフェンスはザルだと思ってる。圧倒して二度とやりたくないと思わせたいです」と正調と雪辱に自信。「ケージでもたくさん試合してきましたし、不安要素はない。どちらかというとリングより気持ちなじみがあるのかなという印象なので、いつも通りという感じですね。ケージに入った時の高揚感はリングと違うものがあるので、楽しみですね」と、好材料が揃ったことを強調した。

 今後については海外勢との対戦を熱望。現在ホベルト・サトシ・ソウザが持つライト級王座再挑戦へ実績を重ねていくつもりだ。