蓮舫氏(54)が10日、国会内で開かれた立憲民主党東京都連大会に出席した。

 同大会の目玉は、今夏の第26回参議院東京選挙区からの公認候補者予備選挙が初めて行われたことだ。すでに蓮舫氏は今年2月に立民執行部の推薦を受けて参院選の立候補が決まっている。

 予備選挙には5人の候補者が立候補。都連所属の国会議員や都議、区議などが投票した結果、前衆院議員の松尾明弘氏が選ばれた。

 蓮舫氏は「5人の多種多様なフレッシュな、そして個性あふれる挑戦者が手を上げてくれた。ひとつ残念なのは、5人とも私をほめてくれませんでした。(政治家として)可能性を感じさせる5人でした。この初々しさと、まだ(政治に)怖いというイメージなかった自分が懐かしく思い出されました」と振り返った。

 立民は参院選東京選挙区で蓮舫氏と松尾氏で戦う。蓮舫氏は前回6年前の選挙で110万票を獲得。選対本部長には、衆院議員の手塚仁雄都連幹事長が指揮を取ることが発表された。

 蓮舫氏は参院選に向けて「先程、手塚幹事長は厳しい条件をいいましたけど、どうかみなさん、その条件は無視して、この夏は私だけをみつめてほしいと心から申しあげます」と意気込みを語った。