ノアは12日、福田明彦レフェリー(58)が4月3日のGメッセ群馬大会で引退すると発表した。

 福田レフェリーは1987年3月31日、全日本プロレスの富山・魚津市総合体育館での渕正信VS川田利明戦でデビュー。2000年に故・三沢光晴さん(享年46)が全日本を離脱する際に行動を共にし、ノア旗揚げ戦のメインでレフェリーを務めた。

 ノアで裁いたうち、最も忘れられない試合として、2002年9月23日の日本武道館大会で、三沢が髙山善廣からGHCヘビー級王座を奪取した試合を挙げている。

 なお福田氏は、レフェリー引退後も選手バスの運転やリング設営等スタッフの一員として引き続きノアの大会と巡業に携わるとのこと。