卓球女子で元五輪メダリスト・福原愛さんの離婚裁判に関わった「キーマン」が当時を振り返った。

 福原さんは昨年7月に台湾の卓球選手の江宏傑と離婚。現在、2人の子どもは江とともに台湾で暮らしている。そうした中、台湾のテレビ番組「看板人物」で福原さんの離婚裁判を担当した弁護士の頼芳玉氏がインタビューに応じた。

 頼氏は30年以上も家庭裁判などを扱い、著名人も担当したことがある業界では有名な女性弁護士。同氏によると、福原さんは代理人を通さず、直接日本から電話をかけてきた。その後は新型コロナウイルス禍で移動が制限されていたことから、2人はビデオ通話で連絡を取り合ったという。

 当時、福原さんは女性誌で不倫疑惑が報じられ、世間の批判にさらされていた。福原さんが子どもを置いて台湾を離れたこともマイナス要素。頼氏は世論が司法に与える影響を不安視していたという。

 それでも頼氏は「彼女は苦境に立っているはずだ。私は助けたい」「たとえ困難でも助けないといけないのが家族」との思いでサポート。結果、2人の子どもは共同親権というカタチに落ち着いたという。