タレントの関口宏(78)が13日放送の「サンデーモーニング」(TBS)に出演し、ウクライナ侵攻を続けるロシアを厳しく批判した。

 番組では、トルコ政府の仲介による外相会談の場でロシアのラブロフ外相の「我々は他国を攻撃するつもりもないしウクライナも攻撃していない。(ウクライナの)クレバ外相が『停戦に関し進展がない』と発言したが別に驚かない。そもそもこの場で停戦の合意について話し合う計画はなかった」との発言を紹介した。

 ほかにも「(ロシア軍の生物兵器使用の可能性について)アメリカ側はウクライナ国内に数十の生物研究所を建設し、生物兵器を製造している(※アメリカは真っ赤なウソと一蹴)。(核戦争の可能性について)核の議論を進展させているのは西側諸国」と主張している。

 これに対して関口は「ラブロフさんの発言というのは私は信じられなくてね。長いこと外務大臣やってらっしゃる方だよね?世界中が見えてるはずだよね? なのにこういうことを言うかって」と疑問を呈した。

 防衛省防衛研究所主任研究官の山添博史氏は「推測なんですがプーチン大統領の個人独裁にすべての人が恐怖に陥れられてるという状況が進んでいます。ラブロフ外相は国内で生き残るための発言をしているようにも見えます」と指摘。

 関口は「なんか本当に見苦しくて腹が立ってくるという感じもしましたけど」と怒りを滲ませていた。