国際政治学者の舛添要一氏が13日、ツイッターを更新。13日放送のTBS系「サンデーモーニング」で言葉の使い方に間違いがあったことを指摘した。

 舛添氏は「他人事」の読みについて「今朝のサンモニ、出演者が『他人事(ひとごと)』を『たにんごと』と言っている。この前も別の出演者が同じ間違い。二人とも有識者」と指摘した。

 続けて「文字を見ながらだと『たにんごと』と読みたくなるので『ひと事』と書いたほうが良いかもしれない。TVを見て間違いを信じる人も多いので要注意。日本語を大事にしよう!」と呼びかけた。

 確かに国語辞典では「他人事」は「ひとごと」。またNHKのHP内の放送文化研究所の中でには「『他人事』『たにんごと』という表記と言い方・読み方はどちらも原則用いない」「伝統的な言い方は『ひとごと(人事)』」と記されている。

 つまり「たにんごと」は俗用と言えるが、こう読む人が増えているのも確かで「たにんごと」が「ひとごと」を凌ぐ日が来るかもしれない。