巨人のグレゴリー・ポランコ外野手(30=前パイレーツ)、アダム・ウォーカー外野手(30=前米独立リーグ)の新助っ人2人が、13日の教育リーグ・西武戦(ジャイアンツ球場)で実戦デビューした。

 まずメジャー96発男が存在感をアピール。「2番・DH」で出場したポランコは第1打席で西武の守護神・平良と対戦。152キロの直球とフォークをしっかりと見極め、四球を選んだ。

 ポランコは第2打席も四球を選ぶと、5回の第3打席は左飛に倒れ3打席で交代した。ポランコは「初実戦ということで調子もすごい良かったですし、ボールもしっかり見えて。初めての試合でフォアボール2つ選べたっていうのはいい結果だと思います」と、日本での第一歩を振り返った。

 練習では右翼守備についている。「もちろん監督や首脳陣とも話をしないといけないんですけど、できれば次の試合で守備につきたいと思います」と、意気込んだ。

 また「3番・左翼」で出場したウォーカーは第1打席で遊ゴロ併殺に倒れると3打数無安打。左翼守備では飛球の目測を誤るシーンもあった。

 それでも「自分が願っていた結果ではなかったですけど、芯にも当たりましたし調子は非常にいいです」と、ウォーカーも前向き。守備に関しても「実戦を重ねていけば慣れていくと思うので問題はないと思います」と、前を向いた。