ボートレースびわこのGⅡ「結核予防事業協賛 第65回秩父宮妃記念杯」は14日、10~12Rで準優3番勝負が争われる。

 ダークホースとみられるのが大山千広(26=福岡)。今節、3人が参戦した女子レーサーの中で唯一、予選突破に成功。しかもF2持ちという重ハンディを抱えながらも予選で2勝を挙げると奮闘をみせたのだから大したものだ。

 得点率13位で迎えた予選最終日(13日)。前半3Rは6号艇で6着。この時点で後半は1着条件という厳しい勝負駆けに追い込まれたが、9Rは3コースからのまくり差し快勝。得点率6・14。14位で準優11R5号艇での出走を勝ち取った。

 肝心の機力も「伸びはいいですね。スタートで少し遅れても追いつく感じがある。でも、乗り心地は良くなっていない。いい伸びを落とさずに、乗り心地が良くなるように調整する」と仕上がり上々。

 近年は度重なるF事故でペースを乱しているがやはり底力はある。「自分でできるレースを精いっぱいしたい」と準優も全力投球するつもりだ。