4月11日から放送予定のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の主題歌に、歌手三浦大知(34)の「燦燦(さんさん)」が決まったことが14日、分かった。三浦の楽曲が連続テレビ小説の主題歌に使われるのは初めて。

同曲は「ちむどんどん」のために書き下ろされたオリジナル楽曲。ドラマの舞台となる沖縄県出身の三浦は「とてもうれしく思っています。光栄な機会をいただきどのような曲を制作するかとても悩んでいましたが、『ドラマが持つメッセージや世界観はもちろんありますが、それにとらわれすぎずに三浦大知さん自身の言葉で、思いで、ぜひ表現してください』とドラマ制作スタッフの皆さんに言っていただき、視界が一気に広がり迷いが消えました」と明かした。

その上で「とてもあたたかな光を感じられる“手紙”のような1曲、『燦燦』が完成しました。みなさんの心のそばにそっと置いてもらえるような、そして聴いてくださったみなさんが大切な人へ贈りたくなるようなそんな曲になればうれしいなと思います」と伝え、「家族の愛やつながり、ひたむきに未来に向かう登場人物たちの真っすぐ姿。『ちむどんどん』がどのような物語を紡いでいくのか、僕も心から楽しみにしています」とコメントを寄せた。

「ちむどんどん」は、沖縄の料理に夢をかけた黒島結菜演じるヒロインと、支えあうきょうだいを描いた物語。