悪魔でアーティストのデーモン閣下が15日、東京・千代田区の厚生労働省で行われた「第三回 上手な医療のかかり方アワード」表彰式に出席した。

 デーモン閣下は「上手な医療のかかり方」の大使を務める。同アワードは保険者、医療機関、企業、各種団体、自治体において「いのちをまもり、医療をまもる」国民プロジェクトを中心に、医療のかかり方の改善に資する優れた取り組みの奨励、普及を図ることを目的としたもの。

 白衣姿のデーモン閣下は「全体的にウェブ、オンラインを利用して、正しい情報を発信していく傾向が見られたのであります。共同研究なども増えていて、それはそれでいいのだろうなと」と語る。

「実は我が輩、大使をやっているのだけれども、コロナ禍以前には懇談会をやっていて。あまりにも多くて、救急のために、準備している大きな病院のお医者さんたちが凄く、疲弊していると。その状況を変えないといけないと(問題意識があった)」とデーモン閣下。その中で「かかりつけ医」の重要性を訴えた。

 このコロナ禍で「ステイホームで自宅にいることが増えてしまって。アルコールを飲む量が増えて、肝臓の数値が悪くなってしまったり。朝起きたら、むくんでるなというのもある」とのこと。「世を忍ぶ仮の姿では還暦で、よりいっそう、お酒を控えることを感じています」とデーモン閣下も気にしていることを明かした。

 今回「厚生労働大臣賞(最優秀賞)」には「一般社団法人 保健医療リテラシー推進社中」の「こびナビ 新型コロナウイルスとワクチンに関する正確な情報をお届けするプロジェクト」が選出。「厚生労働省医政局長賞(優秀賞)」には10団体が選出された。