国際政治学者の三浦瑠麗氏が16日、ツイッターを更新。新型コロナの影響で受給額が減る年金生活者らを支援するため一人あたり5000円を支給する方針で調整していることについて苦言を呈した。

 三浦氏は「これはさすがにない(疲れた)」とあきれた様子。

 続けて「しかし念のために釘を刺しておくと、これでふざけるなと言われないために国民全員にまた10万円配り出したりしなくていいので、ぜひEBPMをちゃんとやってください」と訴えた上で「どこにダメージがあって、どこでカネが余っているのか。なぜ預金が増えたのか」と提言した。

 EBPMとは統計データやエビデンスをもとに政策決定などを効果的で効率的に行うこと。5000円支給が安易な10万円支給につながらないよう、支給の効果についてしっかりしたエビデンスを出すべきだというわけだ。