石橋貴明(60)が扮(ふん)した“伝説のドライバー”アイルトン・タカが復活し、芸能界最速レーサー近藤真彦(57)とカート対決する。

27日放送のABEMA「石橋貴明プレミアム第13弾勝負師石橋3番勝負!タカさんしか勝たん」(午後10時)でガチ勝負を繰り広げる。2人の共演は2010年(平22)2月23日のTBS系「うたばん」以来約12年ぶり。

石橋は日本テレビ系バラエティー「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」(91~01年)の人気企画「生ダラKART GRAND PRIX」で現役F1ドライバーや日本のトップドライバーとカート対決を実施。94年のサンマリノGPで事故死した世界王者3度のアイルトン・セナの名をとって“アイルトン・タカ”と名乗っていた。

93年にはセナ、98年には芸能活動と並行してトップカテゴリーのフォーミュラ・ニッポンと全日本GT選手権に参戦していた近藤とカート対決をしている。「かつて、セナをはじめ数々の名レーサーたちと戦ったわけですから高揚感はありますね」と話している。

一方の近藤は84年に富士フレッシュマンレースに日産マーチで参戦以来、40年近いレース活動歴を誇る。現在は監督としてKONDO RACINGを率いて、全日本GT選手権、スーパーフォーミュラに参戦中。「カートのお話をいただき“生ダラ”を思い出して、絶対に行かなくちゃと思いました。そこらのカート野郎には負けないぞ」と気合十分だ。

今回は「プレミアムカート対決」と銘打ったチーム戦。Team TAKAAKIは元中日ドラゴンズ山崎武司、俳優中尾明慶、芸人の原口あきまさ、アイクぬわらが参戦。KONDO RACING Teamは全日本GT選手権参戦中の平手晃平とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが参戦する。

スピード対決なら、トップレーサーをそろえた近藤が圧倒的に有利に思えるが、実は3対3のカートサッカー対決。前後半5分ハーフで、得点を競う。進行と実況は生ダラ対決と同じ、元日本テレビのフリーアナウンサー福澤朗(58)が担当する。

アラ還になっても激しくライバル意識を燃やす石橋と近藤の熱い戦いに注目だ。