作詞家・秋元康氏がプロデュースする「劇団4ドル50セント」旗揚げメンバーの安倍乙(22)、堀口紗奈(23)、中村碧十(21)、2期生の田中音江(20)、森由姫(23)、小谷皐月(18)が17日、東京・池袋のシアターグリーンBOXでオリジナル公演「Take Off!!!!」初日公演前に報道陣の囲み取材に応じた。

 コロナ禍もあり、2019年7月以来となる同劇団単独公演は、韓国アイドルの来日をめぐるドタバタコメディー。昨年12月に加入した2期生となる劇団員から田中ら5人も出演する。

 マネジャー役を演じる安倍は加入5年目にして、同劇団のオリジナル公演で初主演。「すごくうれしかったけど、2期生も入って先輩らしい姿を見せられるかなとか、セリフを覚えられるか不安だったけど、みんなで初日を迎えられてうれしいです」と心境を明かした。

 2期生の田中は「先輩の姿を見ながら、自分らしく頑張っていきます」と話せば、小谷は「めちゃくちゃ緊張してるんですけど、先輩からいろんなことを教わってきた。自分に自信を持って立ちたい」と意気込んだ。

 主演で先輩・安倍の印象を聞かれると、田中は「『乙さん!』って話しやすい先輩」と話せば、森は「ふわふわしてて優しく包んでくれる存在」。小谷は「雰囲気がおっとりしてて話しやすい」と、それぞれ明かすと、安倍は「私は〝一家に一台、安倍乙〟ということで(笑い)。癒やしを与えられる存在と結論に至りました…笑ってください」と照れた。

 1期生の堀口は「5年やってきて、こんなこと言ったら失礼ですけど、ポンコツ代表だった。でも、外でもたくさん舞台をして、グラビアや映像の仕事で活躍してて心が強くなったと感じた」と成長ぶりに感心しつつも「『セリフを覚えられてなくてごめんなさい』と泣きだすかわいらしさは乙ちゃんらしい」と明かした。