新日本プロレス18日の後楽園ホール大会で、タマ・トンガ(39)、タンガ・ロア(38)、邪道の(51)「G.o.D」が新日本本隊の田口隆祐(42)、マスター・ワト(25)組と電撃合体を果たした。

 タマ、ロア、邪道の3人は13日尼崎大会でバレットクラブから追放された。この日の後楽園大会では古巣のバッドラック・ファレ、エル・ファンタズモ、石森太二組と6人タッグ戦で激突。外道の介入もあり、最後は邪道がファンタズモのサドンデス(スーパーキック)で3カウントを奪われた。

 決着後のリング上でバレットクラブはなおもリンチを加えようとするが、ここで救出に訪れたのが田口とワトだ。前日17日静岡大会で窮地をG.o.Dに救われており、その恩を返しにきた格好だ。協力してバレットクラブの面々をリング上から排除すると、田口とワトが握手を求める。これにG.o.Dもガッチリと応え、新たな絆が生まれた。

 バックステージには5人が揃って登場。タマが「これは大きな出来事になったよな。俺たちに新しいホームが見つかったよな、そうだろ? あいつらにお仕置きしてやろうな!」と呼びかけると、邪道も「ああ、ベリーグッド」と呼応し、本隊への合流が決定的となった。田口も「まさか邪道さんを〝兄弟〟と呼ぶことになるとはな…」と戸惑いつつもバレットクラブとの抗争へ腕をぶしていた。