阪神・小川一平投手が19日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に先発登板し6回7安打2失点。開幕第2戦・ヤクルト戦(26日、京セラドーム大阪)の先発が確実となった。

 再三得点圏に走者を背負いながら、粘りの投球でゲームをつくった。プロ入り以来、リリーフ業に専念してきた右腕だが、高低と緩急を使い分けた投球で96球を投げ切り〝先発適性〟も証明。「6回を投げ切ることができたのは良かった。カーブで空振りもとれていましたしタイミングも外せたんですが、やっぱり大切なのはまっすぐ。それがおかしくなると打たれたり四球を与えたりしてしまうので、そこは反省点かなと思います」と収穫と課題を口にした。

 この日の粘投を受け、矢野監督も小川の開幕ローテ抜てきを明言。「結果が出ていることで本人も自信を持って投げることができている」と若武者の台頭に期待を寄せた。