DDT20日の両国国技館大会は、南海キャンディーズの山里亮太(44)の肛門爆破で幕を開けた。

 山里は団体旗揚げ25周年記念のメモリアル大会のオープニングセレモニーにスーツ姿で登場。事前に一方的に告知されていたセレモニー内容に対し「やるわけないでしょ! アンタら全員異常者だよ。普通にスタートでいいじゃないですか」と駄々をこねた。

 だがここでスーパー・ササダンゴ・マシンが得意のパワーポイントで「肛門爆破とDDTの歴史」をプレゼン。それでもなお山里が「やる気になるわけねえだろ!」と抵抗すると、星誕期が登場し強制的に肛門爆破が敢行される。ところが誤ってリハーサル用の火薬が使われてしまい、爆破音が不発に終わると2回目が行われることとなり、山里も「ド派手に肛門ぶち壊してくれ」と観念。「ここに来るまでに、奥さんに送ってもらってるんだよ。『オープニングセレモニー頑張ってね』って…蒼井優は肛門爆破されること知らねえんだよ!」と、感動的な夫婦エピソードを明かしつつ、通常の25倍の火薬が使用された爆破が執行され会場に悲鳴が響き渡った。

 息も絶え絶えバックステージに姿を現した山里は「大丈夫じゃないです。訴訟も辞さないです」とダメージの大きさをうかがわせながら「奥さんに報告? しないよ! ひたすらネットニュースから目を遠ざけさせるだけだよ」と吐き捨てた。爆破は今回が5度目となるが過去最大の衝撃だったという。とはいえDDTに対しては敬意を抱いており「どんどんすごい団体になっていくと思うので。俺が納得する成長の仕方をしたらまた僕の肛門をささげますよ。本当にふさわしい場所があるならば」と、今後も〝恒例行事〟の継続を示唆した。

 また今後は相方のしずちゃんとのコンビ参戦も熱望。「いつかおしずも出てほしいですけどね。相方もボクシングやってましたから。おしずが出るなら、入場で肛門爆破しますよ」と話し、報道陣を笑わせた。