スペイン1部バルセロナのシャビ監督が、19日に行われたレアル・マドリードとの「クラシコ」(20日=日本時間21日)の前日会見で盟友であるアルゼンチ代表FWリオネル・メッシ(34=パリ・サンジェルマン)についても言及した。

 会見では、クラブの財政難によって移籍を選ばざるを得なかったメッシに関する質問も飛ぶと「メッシは歴史上、クラブの歴史上、最高の選手だ。門戸はいつでも開かれているし、私が監督である限り、いつ練習も見に来てもいい。クラブとして、我々は彼に大きな賛辞を贈らなければならない。彼が私たちに与えてくれたものは、かけがえのないものなのだから」とコメントした。

 ただ「彼はパリSGと契約しているし、これ以上言えることはほとんどない」と具体的な復帰プロセスなどの説明は避けた。パリSGでは思うような結果を得られていないだけに、本人が復帰を望んでいるとの報道もある一方で、昨夏に結んだ2年契約をまっとうするつもりとの指摘もあり、状況ははっきりしないままだが、シャビ監督が再びバルセロナでメッシと〝タッグ〟を組みたい気持ちは確かなようだ。