俳優・成田凌主演の日本テレビのドラマ「逃亡医Ｆ」が１９日、最終回が放送された。

　主人公の天才脳外科医・藤木圭介（成田）らが、屋上からの転落で死んだと思われていた恋人の女医八神妙子（桜庭ななみ）を、天才フェロー佐々木世志郎（安田顕）から奪還。妙子自身の開発技術と、佐々木が開発した脳の治療薬などを掛け合わせ、意識不明だった妙子が目を覚ました。

　しかし、事件の黒幕は…。妙子を突き落としたのは佐々木ではなく、妙子は研究室で謎の男・鶏ガラに襲われ、自白剤を打たれるも逃げ続け、もうろうとして転落したことを証言した。

　ドラマの終盤では、妙子の友人で、奪還に協力した烏丸京子（前田敦子）が、謎の男と知り合いで、男を不意打ちで葬る様子が描かれた。さらに妙子と佐々木の研究データを奪い、海外で莫大な契約を結んで売り飛ばした。

　しかし、烏丸の行動に関しては詳細な説明はなかった。ネット上では、ドラマ序盤から怪しい存在だったが、終盤は藤木の味方であり続けた烏丸について「一番悪いのは烏丸ってことか」「黒幕、烏丸」「烏丸京子放置で終わるん！？」「烏丸が妙子に鶏ガラさんを仕向けたってことだよな」と驚くコメントが相次いだ。

　一方で、烏丸が妙子を襲った男を見つけて復讐したともとれるとの見方や、藤木や佐々木の希望でもある、まだ不完全な治療薬データを大資本に研究させて完成させる道筋をつけたとの見方も。「敵か味方かどっち！？」「結局敵だったの？味方だったの？」「結局、黒幕って誰だったんだろう」とのコメントも相次いでいる。