巨人の丸佳浩外野手(32)が21日の楽天戦(東京ドーム)に「7番・中堅」で出場。田中将からマルチ長打を放った。

 1点を追う5回、先頭の丸は田中将の3球目、132キロのスライダーにバットを一閃。センターバックスクリーンに飛び込む2号同点ソロとなった。

 ベンチの原監督が興奮気味に丸ポーズで出迎えると、ポランコ、ウォーカーの新助っ人2人も周囲を見ながら、丸ポーズを作った。

 これで丸は16日の中日戦(バンテリン)から5試合連続安打。2回の第1打席でも左翼フェンス直撃二塁打を放っており、固め打ちとなった。

 オープン戦で丸は19打席連続無安打で打率が1割台前半まで落ちるなど、一時は8番に降格。指揮官からは「いるべきところにいる感じ」と、厳しいゲキを飛ばされていた。背番号8が急ピッチで開幕に間に合わせた。