パイレーツの筒香嘉智外野手（３０）は２１日（日本時間２２日）にフロリダ州ポートシャーロットで行われたレイズとのオープン戦に「４番・ＤＨ」で先発し、２試合目で初安打をマークした。第１打席で右中間を破る二塁打を放ち、２打数１安打１得点１四球だった。チームは５―１で勝った。

　筒香にとって昨季途中まで所属していた古巣レイズのキャンプ地での対戦となった。パイレーツ移籍後は背番号「３２」を背負っていたが、今季からＤｅＮＡ、レイズ時代の「２５」に変更。２回先頭で回ってきた第１打席は、右横手投げのブレアーの外角へ逃げていくボールをバットの先で捉えると、右中間フェンス近くまで運ぶ二塁打で出塁。オープン戦２試合目で初安打だ。その後、暴投でチーム２点目となるホームを踏んだ。

　３回の第２打席は右腕ナイトのやや内角寄りのストレートを逆方向へ高々と運んだが、左翼手がフェンス手前数メートルのところで捕球。４回の第３打席は右腕マッケイのカーブをしっかりと見極め、フルカウントから四球で出塁。その後、ワンバウンド投球の間に二塁へスタートを切ったが、捕手の好送球によってタッチアウト。走塁死が記録された。

　オープン戦２試合目の出場となった筒香。メジャー３年目の開幕に向け、順調なようだ。