〝バカサバイバー〟こと青木真也(38)が、元プロ野球選手の清原和博氏(54)からの挑発に〝毒ガス〟で応じた。

 格闘技イベント「ONE X」(26日、シンガポール・インドアスタジアム)での秋山成勲(46)戦を控え、青木は21日に現地入り。それから一夜明けて滞在するホテルから電話取材に応じると「無事入国もできたし、コロナの検査も全部OKだった。あとは試合をするだけ。これで長らくの無職からついに脱出できるよ」とやる気十分。2008年に格闘技イベント「DREAM」のリングで再三の対戦を呼びかけてから14年間、浮かんでは消えてきた因縁の一戦を前に「令和のこの時代に、昭和のプロレスのようなシリアスな戦いになると思う。コツコツやり続けてきたおじさんのガッツを見せたい」と声をしゃがれさせた。

 そんな青木に対し、秋山の盟友・清原氏からメッセージが送られたのは18日だ。ユーチューブチャンネル「ABEMA格闘CH」で「日本でやるなら俺が(秋山の)セコンド就きたかった。俺が先に(青木に)殴りかかっている」「俺も同じ野球の後輩で年下から裏切られ、そんなヤツから人格否定までされたら〇〇〇してしまうよ」などと、ピー音で伏せられるほどの過激な言葉も使い挑発された。

 これに青木は「あこがれの清原さんからああして名前を出してもらえて光栄です。僕がいつも読んでいる本によく出てくる方なので、やる気が出ましたよ! 本の名前? 文春です」と歓喜。そして「それにしても〝殴りに行こうか〟って『YAH YAH YAH』じゃないんだから。〝あの界隈〟の人たちはみんなすぐ殴りたがるものなのかなあ…。清原さんが殴ってきたら殴り返すか? とんでもないですよ! やるなら殴り合いじゃなくて、最近はやりのバッティングで対決しましょう!」と宣戦布告?した。

 受話器越しに好きなだけ毒ガスをまき散らしたバカサバイバーは、最後に「そんなことより梅野(源治)には参った。あの皇治のアニキですら全部持っていかれるこんな事態になるとは…。ニュースターの誕生だ。そのせいで俺たちの影まで薄くなっちゃったよ。俺も負けないように頑張らないと!」と20日の「RIZIN.34」で皇治に判定負けした後、判定に不服を唱え話題になった梅野に妙な対抗心をのぞかせて通話を終了した。

 話の内容はともかく、絶好調なのは確かな様子。激闘に期待だ。