ウクライナのゼレンスキー大統領が23日、国会でオンライン演説を行ったことを受けて、国会議員らがツイッターで感想を述べている。ゼレンスキー大統領は日本の援助に感謝した上で、ロシアへの経済制裁の継続を求めた。

 立憲民主党の蓮舫参院議員は「チェルノブイリ事故、原発への攻撃、サリンや核兵器に触れ『ウクライナの人々が故郷に戻れるように、住み慣れた故郷に』とのゼレンスキー大統領の言葉が染み入ります。ウクライナ平和を何としても実現しないといけません。その時、故郷に戻る人々の支援も必要です。国会における与野党を越えた協力を」とツイートした。

 自民党の細野豪志衆院議員は「冒頭で事故炉のチェルノブイリ原発への攻撃とサリン攻撃の可能性に言及。東電福島第一原発と地下鉄サリン事件を意識した発言だろう。国際機関・国連改革に言及したところは、日本の安保理改革を意識したものか」と分析していた。