ウクライナ・フィギュアスケート連盟はホームページで、同国の青年スポーツ省が北京五輪女子代表のアナスタシア・シャボトワを代表チームから追放したと発表した。

 理由について同連盟は「シャボトワが、ウクライナを侵攻するプーチン支持者であるロシアのエフゲニー・プルシェンコのインスタグラム投稿にいいねしたから」と説明している。

 ウクライナ「スポーツ・ユニアン」によると、シャボトワはロシア生まれで、2019年に国籍をウクライナに変更した。ウクライナ侵攻について、プルシェンコがインスタグラムで「確かに、私は自分の国、民族、ロシア人を誇りに思っている。ロシア人であることを誇りに思う。いずれにせよ、ウクライナで起きていることには不満があるが、これは必然的な特殊作戦である。みんなに平和を、ありがとう」と語ったが、これにシャボトワはいいねを押し大問題になったという。

 両国スポーツ界はなんとも複雑だ。