株式会社博報堂DYメディアパートナーズは24日、年に2回行う「アスリートイメージ調査」の最新版を発表した。

 総合ランキング1位は米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手、2位はフィギュアスケートの元世界王者・羽生結弦(ANA)、3位に日本ハムの「BIGBOSS」新庄剛志監督が入った。94年度生まれで〝最強同級生〟の大谷と羽生がワンツーフィニッシュを飾るのは同調査の恒例となっている。

 大谷は4月7日(日本時間8日)の開幕戦で自身初の開幕投手を務めることが確実視され、「1番・投手」のリアル二刀流でシーズンをスタートさせる。羽生は先月の北京五輪の男子シングルで4位に終わったが、前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦して感動を呼んだ。

 一方、新庄監督は登録名を「BIGBOSS」(ビッグボス)に変更。こちらのサプライズも大きな話題を集めている。三者三様、前例のないチャレンジを続ける3人がスリートップを形成した。

 なお、開催中のフィギュアスケート世界選手権(フランス・モンペリエ)で金メダル候補とされる〝新星〟鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)が「純粋なアスリート」部門で1位となった。

 なお、同調査は北京五輪終了後の先月24日~28日に15~69歳の男女を対象に行われた。