フィギュアスケートの五輪金メダリストでロシアの皇帝ことエフゲニー・プルシェンコ氏が、プーチン大統領を支持した自身のSNSにいいねを押したことでウクライナ代表から追放されたアナスタシア・シャボトワの処遇改善を、各競技団体に求めることを明かした。

 ロシア「タス通信」の取材に、プルシェンコ氏は「現在、私はロシア・フィギュアスケート連盟、ウクライナ・フィギュアスケート連盟、国際スケート連盟(ISU)に対し、不条理な状況なので、この選手がロシアで競技やトレーニングを行えるよう、迅速に対応するよう求める書簡を準備している。スポーツを始めたばかりの女の子が、『いいね!』でお仕置きされている。私たちとしても、できる限りのサポートをしていきたいと思っている。彼女のキャリアは、『いいね』で断ち切ることはできない」と語っている。

 自分の投稿のせいで、代表選手から追放されてしまったシャボトワ。皇帝は徹底サポートの様相だ。