ロシアが除外となっているフィギュアスケート世界選手権女子ショートプログラム(SP)を終え、ロシアの名将アレクサンドル・ズーリン氏がひどい感想を述べた。

 北京五輪金のアンナ・シェルバコワらロシア勢が不在となるなか、女子SPは北京五輪銅メダルの坂本花織(シスメックス)が80・32点でトップに立った。樋口新葉(明大)が67・03点で7位発進している。

 女子SPについて、ロシア「チャンピオナット」にコメントを求められたズーリン氏は「これはある種のサーカスだ。ロシア女子のいない世界選手権? カナダ、アメリカ、ロシアがいないアイスホッケーの試合のようなもの。絶対におもしろくない」とこき下ろした。

 同時期に国内大会を開催するなどあくまで強気姿勢のロシア。今後も波紋を広げそうだ。