開幕戦にめっぽう強い竜の主砲が3年連続アーチをお見舞いした。中日のダヤン・ビシエド内野手(33)が記念すべき立浪竜1号を放った。

 25日の巨人戦(東京ドーム)に「4番・一塁」で先発出場。1―1の同点で迎えた4回の先頭で相手先発・菅野のカットボールを捉えると、打球を右翼ポール際に突き刺した。「良いスイングをして、しっかり捉えることができたね。感触も良かったから、打った瞬間ホームランになると思ったよ」と自画自賛の一打となった。

 これで開幕戦は2020年6月19日のヤクルト戦(神宮)、21年3月26日の広島戦(マツダ)に続いて3年連続アーチ。来日初年度となる2016年3月25日の阪神戦(京セラ)でも開幕本塁打を放っており、実に開幕弾は3年連続を含む4度目。今季もスタートダッシュぶりを発揮し「頑張っている大野(雄)に点をプレゼントできてよかったよ」と豪快な一振りを決めて喜んだ。