フリーアナウンサーの大沢悠里(81)がパーソナリティーを務めるTBSラジオの名物長寿番組「大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版」が26日で最終回を迎えた。

「3月26日土曜日、8105回目を迎えました」とおなじみのフレーズで番組がスタート。「1986年4月7日にスタートしたこの『ゆうゆうワイド』。月金でやってたのから、土曜日だけになりまして、通算8105日目ということになりました。今日がいよいよ最後という事です」とこれまでの経緯を説明した。

 番組には現在のパートナーの西村知江子のほか佐田玲子、見城美枝子、陣内貴美子、さこみちよといった歴代のパートナーが集結。大沢は「きれいどころが集まっていただきました」と大喜びだった。

 また、演歌歌手の坂本冬美も番組に駆け付け、大沢は「本当の銀座のクラブ、黒革の手帖のホステスがいらっしゃいました」と迎えた。坂本は「チーママですね、私は」と冗談交じりに応え「本当に36年間、お疲れさまでございました」とねぎらった。

 出身地の和歌山の梅干しをお土産として持ってきた坂本は番組がスタートした翌年の87年にシングル「あばれ太鼓」でデビュー。デビュー前には坂本が梅干し工場で働いていたことなど懐かしい話で盛り上がった。

 大沢が「いつも冬美ちゃんは番組でニコニコして、本当にいい歌、年と共にますますいい歌が増えているもんね」というと坂本は「『あばれ太鼓』の時代からたくさんかけていただき応援をいただきました」と感謝した。坂本は番組を終える大沢に「何かの番組でお声を聞かせてください」とも語った。