巨人の救援陣が四苦八苦だ。26日の中日戦(東京ドーム)で四球を連発し、原辰徳監督(63)の表情が険しさを増している。

 2―3で1点を追いかけるなか、8回から3番手で登板した高橋優貴投手(25)は先頭打者の大島に四球を与え、二死後にビシエドにも四球。捕手・大城の「打撃妨害」も絡んで二死満塁のピンチを招いて降板を命じられた。

 その後を受けた畠世周投手(27)は、加藤翔に対してストライクを取れず、ストレートの四球で押し出し…。さらに、続く石川昂にもフルカウントから押し出し四球を与え、この回だけで計4四球、無安打で2点を献上した。

 巨人投手陣は春季キャンプなどで制球力向上に力を入れて取り組んできたが、この日はもろさを露呈する格好となった。