今週の「徹子の部屋」:ラモス瑠偉、愛妻の死と脳梗塞の闘病乗り越えて 平野レミ、夫亡き喪失感は“食”でつながる家族の絆で

3月29日放送の「徹子の部屋」に出演するラモス瑠偉さん=テレビ朝日提供
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3月29日放送の「徹子の部屋」に出演するラモス瑠偉さん=テレビ朝日提供

 3月28~4月1日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)のラインアップが発表された。3月28日は料理愛好家・平野レミさんと次男の妻・和田明日香さん、同29日は元サッカー選手のラモス瑠偉さん、同30日は歌手の相川七瀬さん、31日は演歌歌手の三沢あけみさん、4月1日は「私が愛した俳優たち」と題して、黒柳さんが大好きだという今は亡き3人の俳優、丹波哲郎さん、津川雅彦さん、緒形拳さんの懐かしい映像を紹介する。

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 いつも明るい平野さんだが、2019年に夫の和田誠さんを亡くしてからはその悲しみが癒えず、今でも涙の日々が続いているという。そんな義母を心配する明日香さんは、常に連絡を取り合い、3人の孫たちは平野さんに手料理を振る舞っている。次男も手作り弁当を届けるなどして、コミュニケーションを取っている。一家が大切にしてきた“食”で“家族の絆”がつながっていると語られる。

 日本サッカーの殿堂入りを果たしたラモスさんは、同番組に約10年ぶりの登場。2011年に愛妻・初音さんを転移性肝がんで亡くし、あまりのショックで自暴自棄の生活を送っていたが、献身的に支えてくれた今の妻・俊子さんに救われたと語る。しかし、俊子さんとの再婚の喜びもつかの間、その翌年暮れに突如、脳梗塞になった。車椅子の生活になる恐れもあったが、俊子さんとの必死の闘病を経て、今ではサッカー指導などの仕事も元気にこなしていると話す。

 歌手デビュー60年を迎える三沢さん。これまで伏せていた2度の「がん」について本番組で初告白する。10年前に乳がん、3年前に肺腺がんを発症したが、どちらも伏せて歌手活動を続けていた。同じ症状や見ている人の励みになればと思い、発表を決意したという。

 4月1日の特集回は、丹波さん、津川さん、緒形さんが過去に同番組に出演した際の映像で、在りし日の姿を偲(しの)ぶ。数々の豪快な伝説を持つ丹波さんは、終戦後にGHQの通訳をしていたが、実は英語がしゃべれなかったと明かしていた。津川さんは、40代の頃に兄・長門裕之さんとの爆笑エピソードを語った回と、70代で“愛する家族”を連れて登場した回が特集される。「徹子の部屋」のファンだったという父への親孝行で出演した緒形さんは、大好きだった母との胸に迫る思い出を語った。

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