森保ジャパンのFW林大地(24=シントトロイデン)が、同僚となったMF香川真司(33)の〝絶大な効果〟を明かした。

 香川は1月にシントトロイデンに入団。27日にオンラインで取材に応じた林は「行くときに『しっかり頑張って来いよ』と声をかけられた」と追加招集された今回のカタールW杯アジア最終予選2連戦を前に激励を受けたという。

 そして「真司さんがチームに来てから、すごくチームの雰囲気がガラッと変わった。やっぱり代表の10番をつけて、海外でもすごく活躍していた選手が来て、チーム内がすごく引き締まった。真司さんはすごくポジティブなので、そういう面では僕たちを助けてくれて精神面で支えてもらっている」と代表の元エースが加入した効果を力説。国際舞台で数々の実績を残してきた経験がチームに還元されているようだ。

 その上で、林も香川のように代表で絶対的な存在になることを誓う。

「いくらでも序列はひっくり返るというのは(東京五輪で)自分が一番体験した。中途半端な気持ちや準備をしていたら起きることも起こらない。自分にある可能性を信じてしっかりやるしかない」とカタールW杯での活躍へ向けてヤル気満々。「まず自分のできることを最大限やること。やっぱり得点を取ってなんぼだと思うので、とにかく点を取りたい」とゴール量産を狙う。

 急上昇中のストライカーが香川効果で一皮むけるか。