スティーブン・スピルバーグ監督がメガホンを取った映画「ウエスト・サイド・ストーリー」のヒロインに抜擢された女優レイチェル・ゼグラー(20)が、27日にハリウッドのドルビー劇場で開催される第94回アカデミー賞授賞式にプレゼンテーターとして出席することが明らかになった。「ウエスト・サイド・ストーリー」は作品賞、監督賞、助演女優賞(アリアナ・デボーズ)を含む7部門にノミネートされているが、ゼグラーは授賞式の招待状を受け取っておらず、出席できないため自宅のテレビで観るとSNSで明かしていた。

最後の最後に奇跡が起こることを願っていると語っていたゼグラーは、「これを言うのは信じられないけど、日曜日に会いましょう!」と喜びのツイートをし、ディズニーの幹部が現実の世界で魔法を使ったとつづった。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)