4部門にノミネートされた「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞した。邦画では、09年の「おくりびと」(滝田洋二郎監督)以来13年ぶりの快挙となった。

授賞式に参加できなかった三浦透子(25)は、配給のビターズ・エンドを通じて「国際長編映画賞の受賞、本当におめでとうございます! 皆さんの姿、とてもかっこよかったです」と喜びのコメントを発表した。

三浦は、濱口竜介監督(43)が受賞スピーチで「ここに来られなかった俳優の皆様に感謝申し上げます。三浦透子さん…取りました!! ありがとうございます!!」と日本語で歓喜の声を上げ、両手で頭上にオスカー像を掲げたことにも感謝。「濱口さん、スピーチ届きました。胸がいっぱいです」とコメントした。

その上で「『ドライブ・マイ・カー』という作品に関われたこと、誇りに思います。改めて、この作品から頂いた全ての出会いと経験に、心から感謝申し上げます」と感謝のメッセージを送った。