〝キック界の神童〟こと那須川天心(23)と、アマチュア5冠を誇る日本ヘビー級の超新星・但馬ミツロ(27)の「ドリームマッチ」が実現した。

 28日にユーチューブチャンネル「亀田興毅×亀田大毅の3150チャンネル」で配信。東京・品川区のワタナベボクシングジムで対面し、但馬は「テレビで見てた選手だし、僕もキックボクシング大好きなので、手合わせして感じられたらいいかなと思います」と話すと、那須川は「めちゃめちゃでかい。(但馬が)まだデビューしてないって聞いて」としながらも「チャンピオンのベルトを持ってる風格がある」と驚いた。

 その後、2分1ラウンドで対決。その様子を見つめていたボクシング元世界3階級制覇王者で、現在「3150ファイトクラブ」会長を務める亀田興毅(35)が「実際にやってみてどんな感じ?」と問いかけると、那須川は「構えに圧がある感じ」と絶賛した。

 但馬は4月29日に大阪メルパルクホールで行われる「3150ファイトクラブ」主催のイベント「3150ファイトVol・2」で、デビューが決定済みで、韓国ヘビー級3位のキム・サンホ(韓国)と対戦する。

 動画では、亀田会長から「凄いボディーが強いから」と但馬の腹に、那須川がパンチを売って効かせられるかを検証するシーンも。2分間、何度も那須川が打ち込んだが、但馬は余裕の笑み。那須川は「なかなかやりますね」「すごいっすね…はじき返されるし」と息を切らしていた。