昨年6月に公開した明石家さんま(66)プロデュースのアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(渡辺歩監督)が東京と大阪でアンコール上映されることが決定した。

第45回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞受賞を記念したもので、4月15~21日に東京はTOHOシネマズ日比谷、大阪はTOHOシネマズなんばで上映する(1日1回)。

また、アンコール上映期間中でもある4月16日には物語が生まれるきっかけとなった場所である宮城県石巻市で上映会も行われる。当日はさんまと渡辺監督が現地を訪れてトークイベントも実施。会場は同市のマルホンまきあーとテラス大ホールで各回定員1000人で2度開催予定となっている。

「漁港の肉子ちゃん」は原作者の直木賞作家、西加奈子氏が石巻市を訪れたことをきっかけに生まれた、漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコが紡ぐ感動のハートフルコメディー。国内外で評価され、第49回アニー賞の長編インディペンデント作品賞ノミネート、第25回ファンタジア国際映画祭AXIS部門今敏アワードの審査員特別賞受賞、第45回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞など、国内外の映画祭で高く評価された。 世界各国でも公開されており、すでにタイでの劇場公開は終了。今後はオーストラリア、米国、イタリア、フランスでも公開予定となっている。