女子プロレス「スターダム」の春の祭典「シンデレラ・トーナメント」(4月3日、東京・立川ステージガーデン大会で開幕)の会見が行われ、ワールド王者・朱里(33)が、自らの「最強のボディーガード」として連れてきた元アクトレスガールズの三浦亜美改め壮麗亜美(そうれい・あみ)と1回戦で対戦することになった。

 当初、1回戦はシードされる予定だった朱里は、会見で「先日の両国2連戦、この赤いベルトを守り抜くことができました。この勢いのまま、私はシンデレラ・トーナメントを優勝し…」とあいさつ。ところがそこにやってきたのが壮麗だ。「朱里さん、シンデレラ・トーナメント1回戦シードということは、対戦相手がいないということですよね。もしよければ私と1回戦を戦ってもらえませんか?」と対戦を要求された。

 これに朱里は「さすがだね。ちょっとビックリしたけど。もちろん、受けて立つよ」と快諾だ。その上で壮麗を「初めて見た時からマークしていた選手です。私が育てれば大物になる逸材。この試合で初お披露目となる。みなさんしっかりと見ていてください」と紹介し、ガッチリ握手を交わした。

 その後、壮麗は自身の新たなリングネームについて「壮麗という言葉にはお規模が大きく美しいという意味がございます。その意味にふさわしいプロレスラーになれるように頑張っていきます」と意気込み。朱里率いる新ユニットは、まさかの同門対決からスタートすることになった。