嫌な形の失点だ。森保ジャパンは29日、カタールW杯アジア最終予選でベトナム(29日、埼玉)と対戦。前半20分に先制点を許す展開に、ネット上では動揺の声が広がっている。

 すでにW杯出場を決めている森保ジャパン。勝てば首位通過が決まる一戦だが、前半20分に左CKでDFグエン・タン・ビンに頭で合わされ、まさかの失点。ネット上では「森保ジャパン何をやってるんだか?」「ここで川島使うのもあれよね…」「なんで吉田麻也の上から2枚来てるねん」などと批判が相次いでいる。

 消化試合とはいえ、かねて目標とする「W杯ベスト8」入りするためには、格下に白星をこぼすようではただの夢物語。ツイッターでは「ベトナム」がトレンド入りし「W杯出場決まっているけど、気合入れていい試合してください」「ベトナム相手に苦戦してるチームがW杯で戦えるとは思えないぞ」「明らかにベトナムの方が気迫あるプレーしてる。こんな調子じゃW杯期待できないな」と猛ゲキが飛んでいる。

 さらに試合を中継しているテレビ朝日で解説を務める元日本代表DF内田篤人氏も「もし仮にこれがW杯本大会だったとしたらもう終わり。先に点を取られるとなかなか厳しい。こういった戦い方をしないように日本は肝に銘じておかないといけない」と指摘。まだ試合は終わっていないだけに、ここから意地を見せることはできるか。