【ペンシルベニア州ピッツバーグ発】ペインツ・アリーナで行われたロウで、「レッスルマニア38(WM)」(4月2、3日、テキサス州AT&Tスタジアム)でスマックダウン(SD)タッグ王座に挑む中邑真輔&リック・ブーグスが、同王者のウーソズ(ジミー&ジェイ)を襲撃し、大乱闘となった。

 中邑&ブーグスは、メインイベントでリングサイドに登場。ウーソズと、ロウタッグ王者の〝RKブロ〟ことランディ・オートン&リドルのタッグ王者対決を観戦した。

 試合は白熱の攻防となったが、WMのロウタッグ王座トリプルスレッド戦でRKブロに挑むストリート・プロフィッツ(モンテス・フォード&アンジェロ・ドーキンス)が突如乱入し、RKブロを襲撃。試合は反則裁定になってしまった。そこに「待ってました」とばかりに中邑&ブークスもリングインし、ウーソズを襲撃。中邑がジェイを蹴り飛ばせば、ブーグスもベンチプレスで持ち上げたジミーをロープに投げ飛ばして一蹴した。最後はRKブロがストリート・プロフィッツにRKO連打で返り討ちにした。

 4チームの思惑が入り乱れ、大乱闘となった一戦。祭典を前に、タッグ戦線は過熱してきた。