度重なるバッシングに妻との不仲説…。俳優・石田純一(68)がすべてぶっちゃけた! 4月2日に放送されるニッポン放送のラジオ番組「渡邉美樹 5年後の夢を語ろう!」(土曜午後4時20分)に出演した石田は、パーソナリティーを務めるワタミ会長兼社長・渡邉美樹氏と演出家でタレントのテリー伊藤と本音で語り合った。収録風景を覗いてみたところ…。

 同番組は「モテたい!」「儲けたい!」をコンセプトに、出演者が本音で語り合う内容。今回は番組開始10周年のスペシャルゲストとして石田が出演した。

 石田は2020年4月、東京と沖縄を飛行機で往復した後に新型コロナ感染が発覚。沖縄ではゴルフ、食事会に出席していたため、猛バッシングを浴びた。

 渡邉氏が「バッシング騒動の心境は?」と聞くと、石田は「騒動の時期は、コロナに感染しただけで極悪人と言われた。僕は本当に仕事で行ってますから。ただ、奥さんにはめちゃめちゃ怒られましたね。『常識がない。みなさんが我慢されているのに』と。ただ自分はその時にやるべきことをやったと思っています」と話した。

 さらに渡邉氏は「なんで、石田さんばかり叩かれるんですか?」と〝直球〟で聞くと、石田は「それは叩きやすいからじゃないですか」と苦笑。「不徳の致すところです」と頭をかいた。

 長年、付き合いがあるテリーは「僕はずっと言ってるんですけどね。『なぜ石田さんが叩かれるのか』と。仕事で沖縄に行ってたんです! なんでこんなに叩くのか、と。いまコロナにかかったって何も言われないじゃないですか。あの時は日本中がピリピリしていただけなんですよ!」とフォローした。

 叩かれる理由について石田は「仕事もそこそこ、お金もそこそこ、モテる、ゴルフまでうまい。『ふざけるんじゃないよ!』と思われてるのでは(笑い)。実際にはそんなにモテないんですよ!」と笑わせた。

 直球質問はまだまだ続く。渡邉氏は「奥さんとの不仲説はどうなんですか。別居してるんですか?」と妻・東尾理子との関係について聞くと、石田は「今日も『行ってらっしゃい』と言われてきました。でも女性の気持ちは分からないですからね。すごく怒ってたし、あきれてました。まあ簡単とは言いませんよ」。

 さらに渡邉氏は「週刊誌報道はどう思った?」と聞くと、石田は「まあ、何を書くのも自由です。ただ、もうちょっと慎重にというか…。取材してほしいですね。でもいまは、テレビが週刊誌報道を下敷きにしてるからね。週刊誌の方が取材しているという感じですかね」とぶっちゃけた。

 テリーが「ローンは? 仕事がなくなると大変?」と聞くと、石田は「無借金なんです」。

 政治的発言がテレビから敬遠されたことについては、「(コメディアンから大統領になった)ウクライナのゼレンスキー大統領の例もあるとは思いますが、自分たちのような(タレントが)政治的発言をすることに対して、生意気だとか思われることは理解しています。発言することはハレーションが起きることも分かっています」。

 テリーは「僕はいいと思うんですよ! フェラーリ乗ってる人が政治的発言したっていいと思う。違う景色を見た人にしか見えないものもある」と言うと、石田は「奥さんにも言いました。『収入が半分になるかもしれないけど、未来の子供たちのために言ってくる』って。ただ収入は10分の1になりました」と苦笑した。

 その後も石田の「不倫は文化」発言や、「デートに誘うのは春先。夕方がいい」など〝石田流モテ術〟など、あけすけに語り合った。

 すべてを語った石田に対し、テリーは「石田さんの生き方は少年ぽくっていい。建前だと『いかん!』ということになるかもしれないけど、仲間、同級生だったら『あれぐらいいいんだよ!』と言えると思う」、渡邉氏も「まっすぐな方です」とエールを送った。

 最後に渡邉氏から「石田さんにとって女性とは?」と聞かれた石田は「ひと言で言うと『太陽』です。太陽の恵みです」。新たな名言に2人は「これは石田さんにしか言えない!」と絶賛した。


 番組収録後、渡邉氏は「ラジオ10周年を迎えられたことをうれしく思います。石田さんに関しては本当にストレートな方。モテたいリスナーにとっては最高の内容になったと思います」と語る。

 テリーも「石田さんのこういうストレートな部分を扱ってもらえればいいのにね。これからも楽しく番組を続けていけたらなと思います。改めて私は石田純一になりたいと思いました! かっこいいよね」と憧れを口にする。

 石田は「大人たちも街に出てバリバリ遊んでほしい。日本の成熟したものも見せていきたいですね!」と笑顔を見せた。