女性6人組ユニット「BiSH」のモモコグミカンパニーが初の小説「御伽の国のみくる」の出版を記念し1日、都内でトークイベントを行った。

 BiSHの楽曲なども数多く手掛け、これまでエッセーも出版してきたモモコグミカンパニー。この日のトークイベントでは、昨年11月に小説「おおあんごう」を出版したお笑いコンビ「かが屋」の加賀翔をゲストに迎えて行われた。

 BiSHは昨年末、2023年にグループの解散することを表明した。モモコグミカンパニーは「解散が伝えられた時、もう一回、何か形に残るものを作ろうと思った。夢だった小説に挑戦した」と解散がきっかけで小説を書くことを決心したという。

 今回の主人公はアイドルの夢を持ちながら、メイド喫茶で働く店員の「友美」。メイド喫茶に行ったことがなかったため「取材しました。マネジャーに頼んでメイドカフェに連れて行ってもらった。おまじないも一言一句メモしました」という。

 すでに次回作にも意欲的だ。「家族の方向に行きたいなと思っている。自分の中ではフワッとしたものがある。書けるかわからないけど、書けるようになるためにも頑張らないと」とモモコグミカンパニー。この発言を聞いた加賀は「ボクは、自分が本を書いた直後、のトークショーで次回作のことは言えなかった。次回作を書きたいという事に尊敬する」と話した。