NHKの和久田麻由子アナウンサー(33)が1日、キャスターを務める「ニュースウオッチ9」に最後の出演。「2年間、ありがとうございました」と感謝の弁を述べた。

 今年2月に和久田アナは4月1日をもっての番組卒業が発表され、2日以降はレギュラー番組がなくなり、特別番組やナレーションを担当する。紅白歌合戦の総合司会や東京五輪開会式の中継キャスターを務めるなど、NHKエースアナの〝降板劇〟はさまざまな憶測が飛んでいた。

 今年に入ってから和久田アナは、ゆったり目の服を着るようになり、オメデタ説が出ていた中、この日、一部で第1子の妊娠、今夏出産予定が報じられた。番組内で報告があると思われたが、言及はなかった。

 和久田アナは「今、みなさんが本当に知りたいニュースは何なのか。どうすれば、みなさんが抱えている社会への不安や疑問に少しでもお答えできるのかを放送を通して、考え続ける経験ができたこと、アナウンサーとして非常に大きな糧になりました。どうもありがとうございました」と述べ、頭を下げた。

 退局予定はないとみられるが、ネット上では「見れないの悲しい」「やめないで」など早速〝ロス〟が広がっている。