元日本代表MF本田圭佑(35)がスペイン1部マジョルカのMF久保建英(20)を絶賛し、かつて同1部レアル・マドリード入りを熱望していたことを明かした。

 昨年11月にリトアニア1部スドゥバを退団し、カンボジア代表の実質的な監督として活動中の本田は、スペイン紙「アス」のインタビューに応じ「プレーする準備はできているが、いつ契約するかはわからない。私の年齢の選手ならいつでも引退できるが、私はプレーし続けたい」と現役にこだわる姿勢を語った。

 その上でRマドリードからレンタル移籍し、マジョルカでプレーする久保について「誰もが知っているように、彼はとても才能がある。彼は自分にとって最高の場所、良いクラブ、そして良いコーチを見つけなければならないと思う。そのとき、彼はさらにうまくプレーし始めて近い将来アジアサッカーのリーダーの一人になるでしょう」と指摘した。

 さらに久保が本契約を結んでいるRマドリードに関しては「私は若いころRマドリードでプレーしたかった。選手全員がスター選手だったから。ラウル、ロナウド、ジダン…子供のころ、ジダンはアイドルだった。私は彼のマネをしていた。ミラノでプレーしていたときでさえ、Rマドリードに行こうとしていた。結局、叶わなかった」と〝白い巨人〟入団をもくろんでいたという。